いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書)
本, 堀井 憲一郎
によって 堀井 憲一郎
4.8 5つ星のうち 35 人の読者
ファイルサイズ : 28.18 MB
内容紹介 文章はほめられたいから書くのか?人気コラムを連載し続けてきた著者が、プロとアマの文章の違いを語り、書けずにいる人の背中を強く押す、実践的文章法。 内容(「BOOK」データベースより) 文章はサービスである。読んだ人を楽しませるためにのみ文章は存在する。自己表現のために文章は書くものだと考えている人がいるだろうが、大きな間違いである。「自己表現を目的とした文章」は基本的に他人に読んでもらえるものにはならない。独自の視点と実地の調査をもとに人気コラムを書き続け、数年にわたり「編集ライター講座」で教えながらプロとアマチュアの境界線を見続けてきた著者が、自身のコラムの失敗、成功、講座でのとんでもない企画、文章など豊富な実例を挙げ、逆説的真実をこめた文章法の極意を明かす。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 堀井/憲一郎 1958年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。コラムニスト。フリーライターとして、独自の視点で徹底した調査に基づくコラムを各誌で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
ファイル名 : いますぐ書け-の文章法-ちくま新書.pdf
以下は、いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「相手の立場に立って書け。」本書で再三繰り返されている主張はこれだけだ。あまたある文章の中からわざわざ読んでもらう文章とは、つきつめると人を変えることができる強い文章だ。自己主張など誰も求めていない。掴み、意外性、調査、強い主張、これらが備わっていればどんな高尚な文章よりも「唐揚げを簡単に上げる方法」の方が良い文章になる。いい文章を書くための唯一の方法は、先人の書いた良い作品、文章を読むこと。常に読み継がれてきたものの中だけに、物語や文章の本質がある。そしてそれを後世に語り継ぐ気概を問う。何よりも文章がうまくなりたいのであれば、ごちゃごちゃ考えてないでまずはペンを動かせ。どこかで村上龍も書いていたが、「小説家になりたければ小説を書けばいいじゃないか」最初はライター講座のような内容に思えたが、どのような文章であれ熱狂を持って、いますぐ書き始められないのであれば、プロの作家には向いていませんよ、というありがたきアドバイスかも。
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