天体物理学の基礎〈1〉 (シリーズ現代の天文学)

天体物理学の基礎〈1〉 (シリーズ現代の天文学)

, 二間瀬 敏史

によって 二間瀬 敏史
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内容(「BOOK」データベースより) さまざまな天体現象を深く理解するために必要な基礎過程や基礎方程式を適切に示す。力学・熱過程などの基礎理論から物質・流体まで。
天体物理学の基礎〈1〉 (シリーズ現代の天文学)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
以前にも恒星社から、現代天文学講座が出されているが、この「シリーズ現代の天文学」も、その主旨と重なるものがある。別に、このテーマと副次的に関連すると思える物が、、岩波からも「現代惑星科学」のシリーズとして出版されています。これらのシリーズでは、宇宙科学の分野を網羅して、その全領域を紹介・解説する事に主旨がある様だが、遺憾せん、宇宙物理学の基礎と成っている電磁気学・解析力学・量子力学・統計物理学・量子統計物理・流体力学・電磁量体力学・物性物理学・固体物理学、一般相対論、素粒子物理学(高エネルギー物理)などの解説が、詳細には為さられ居らず、単なる表面を撫でただけの解説で終って仕舞いました。この辺をモット網羅的に深い専門性を持つて詳しく解説してほしかった。本来、宇宙物理学の専門の研究者になる人は、大学院で別のカリキュラムを消化すれば良い、と云う事なのかも知れませんが、大いに興味があっても、その道に進めなかった人も居ると思う。そう謂う事情も有る事なので、この様なシリーズでは、もっと多岐に亘る、最新の話題を、専門性を持って編集して貰いたかったのです。「ランダウ理論物理学教程」の様なレベルでの現代天体物理学のシリーズにして欲しかったと思います。でも、この「天体物理学の基礎1・2」は、他に類書が無いほど、親切で丁寧によく書けている素晴らしい部分です。多くの人が、この宇宙物理学の、あるいは宇宙核物理学の議論ができる水準に、日本人のレベルが高められ維持される事を願って、宇宙物理学・天文学の基礎知識となるような本が今後とも出版される事を強く希望いたします。

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