POPEYE(ポパイ) 2016年 6月号 [雑誌]

シティーボーイという概念を具現化した最たる特集である。私は常にボタンダウンシャツを愛し、デニムはロールアップ。白いソックスに革靴。ウエリントンのべっ甲メガネをかけ、サマーニット帽を被る。カバンはイギリスで買ったスーパーのエコバッグ。その中には仕事道具と共にいつも一冊の雑誌POPEYEを忍ばせている。ランチのカフェテラスで一息ついてパラパラ。帰りの電車でパラパラ。寸暇を惜しんで、じゃないけど暇さえあればこうしてPOPEYEをパラパラ読むのだ。食い入るように読むのは無粋だ。食い入るように読むのは下世話な週刊誌だからね。POPEYEは自分がCity Boyであるという言わばアイデンティティーの再認識を促してくれる雑誌なのだ。雑誌POPEYEはガールフレンドのような存在なのかもしれないね。