ウパニシャッド (講談社学術文庫)

ウパニシャッド (講談社学術文庫)

, 辻 直四郎

によって 辻 直四郎
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内容紹介 「ウパニシャッド」とは、紀元前7世紀に遡る古代インドで著された哲学書の総称。その内容は、宇宙の根本原理・輪廻転生・解説・カルマ(業)等々多岐にわたり、輝やかしいインド精神文化の源泉として不滅の価値をもつ。膨大かつ難解な原典の中から碩学辻直四郎博士が、理解のための核心となる精髄を摘出して平明に解説した。インドを知り、哲学を学ぶ上で欠かすことのできない比類のない名著である。 内容(「BOOK」データベースより) 「ウパニシャド」とは、紀元前7世紀に遡る古代インドで著された哲学書の総称。その内容は、宇宙の根本元理・輪廻転生・解脱・カルマ(業)等々多岐にわたり、輝やかしいインド精神文化の源泉として不滅の価値をもつ。膨大かつ難解な原典の中から碩学辻直四郎博士が、理解のための核心となる精髄を摘出して平明に解説した。インドを知り、哲学を学ぶ上で欠かすことのできない比類のない名著である。 著者について 1899年、東京生まれ。東京帝国大学文学部卒。元東京大学教授。文学博士。専攻は梵語・梵文学。東大文学部長、同教養学部長、東洋文庫理事長などを歴任。日本学士院会員。文化功労者(昭53)。主著に『ヴェーダ学論集』『インド文明の曙』『バガヴァッド・ギーター』など。『辻直四郎著作集』四巻がある。1979年没。 続きを見る
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宇宙を支配する原理の「梵」と個人の肉体を支配する精神的原理の「我」による「梵我一如」は、ウパニシャッドの根本原理である。つまり自己と宇宙の同一化であり、宇宙即我といえる。仏教では無我であるが、分離が無いため逆に全ては自分ともいえ、両者は近年の非二元と近い。また、本書には、梵我帰入の状態という睡眠、輪廻と業の問題、解脱などが事細かに解説される。ウパニシャッドの翻訳も一部付いており、言語、心について、当時の哲人がどのように考えていたかが垣間見られる。特に、ジャナカ王に招かれた公開討論会での聖仙ともいわれるヤージュニャヴァルキアの発言は、初期のウパニシャッドの先覚者の記録として大変貴重である。

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