零戦―その誕生と栄光の記録 (講談社文庫)
本, 堀越 二郎
によって 堀越 二郎
3.7 5つ星のうち 97 人の読者
ファイルサイズ : 23.84 MB
内容紹介 日本人がもし一部の人の言うような模倣と小細工のみに長(た)けた民族であったなら、あの零戦は生まれえなかった。独特の考え方、哲学のもとに設計された「日本人の血の通った飛行機」それが零戦であった。本書は零戦のチーフデザイナーが、アイデアから完成までの過程を克明に綴った技術開発成功の物語である。
ファイル名 : 零戦-その誕生と栄光の記録-講談社文庫.pdf
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ゼロ戦については過大評価されている部分と、反発する評価が分かれるところですが、当時を開発現場を指揮した人の本です。これまでは時代背景から書かれたもの、機体性能からの本、開発力から日米の差を論じた本などがありましたが、全てを含んだ本はありません。手持ちの技術で世界最高のものを作るという姿勢には心打たれるものがあります。限られた資源のなかで、よくこれだけのことをしたものだと思います。静かに輸送するために牛車を使うこと、操縦かんの利きを適当にするため剛性の落としたワイヤを使うなど面白い内容でした。今の社会にこれほどの情熱をもって開発できる人がいてほしいとつくづくおもいました。
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