世界のすごいお葬式

世界のすごいお葬式

, ケイトリン・ドーティ

によって ケイトリン・ドーティ
4.8 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 23.48 MB
内容紹介 こんな弔いあり! ? 簡単安上がり、みんな同じの 葬送のファスト化にもの申す! かつて自宅で家族の手で葬られた死者は、 今やビジネスとして画一的に扱われる存在になった。 それならばと、葬儀会社を営む著者は旅に出る。 インドネシア、メキシコ、ボリビア、スペイン、アメリカ、日本──。 そこで出会ったのは、住民参加の野外火葬、秘境でのミイラとの暮らし、 テクノロジーを駆使する納骨堂…… 風変わりだが本気で死を悼む優しい弔いの形でした。 はじめに 住民参加の野外火葬 ──アメリカ・コロラド州クレストン── トラジャ族、秘境の水牛とミイラ ──インドネシア・南スラウェシ── ガイコツと花の祝祭の陰に ──メキシコ・ミチョアカン── 死体で肥料を作る研究 ──アメリカ・ノースカロライナ州カロウィー 地中海の陽光あふれる葬儀社 ──スペイン・バルセロナ── 高齢化と仏教とテクノロジー ──日本・東京── 頭蓋骨が取り持つ信者と神のあいだ ──ボリビア・ラパス── 理想の死に方、葬られ方 ──アメリカ・カリフォルニア州ジョシュアツリー── おわりに 内容(「BOOK」データベースより) かつて自宅で家族の手で葬られた死者は、今やビジネスとして画一的に扱われる存在になった。それならばと、葬儀会社を営む著者は旅に出る。インドネシア、メキシコ、ボリビア、スペイン、アメリカ、日本―そこで出会ったのは、住民参加の野外火葬、秘境でのミイラとの暮らし、テクノロジーを駆使する納骨堂…風変わりだが本気で死を悼む優しい弔いの形でした。風変わりで「本気」な8つの話。 商品の説明をすべて表示する
以下は、世界のすごいお葬式に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
センセーショナルな「すごい」方法でなされる葬式が多々示されてあることを期待するなら、ガッカリするにちがいない。世界の特殊と思える葬送の仕方をいくらかでも知る方であれば、さして「すごい」と思わないことだろう。それでも、くず野菜から堆肥をつくるように、死体から堆肥をつくるコンポストの話しなどでてくる。日本の新しい葬送事例もとりあげられる。著者は葬祭業を営む女性だ。アメリカも日本同様、家族・身内の者が故人を悼むゆったりとした時間をもつことができなくなっている。病院から葬儀屋へ、流れるように進む。葬儀屋は、遺体を自宅に安置させることなく、「悲しみにくれる遺族を故人と隔離する」のがその業態となっている。そうした中、著者は、かつての姿を取り戻そうと願う。著者は、いう。「私たちは西洋の葬儀業界を改革し、現状ほど利益優先ではない仕組み、遺族の参加を促すような仕組みを導入していく必要がある。しかし、・・略・・自分たちのやり方だけが正しく、“ほかの人々”のやり方はどれも敬意を欠いて野蛮であるという誤った信念を持ち続けているかぎり、改革はおろか、現在の葬送システムに疑問を抱くことさえできないだろう。」著者は、そのような思いから、「“ほかの人々”のやり方」を知るために異文化への旅にでる。本書は、その旅の報告である。センセーショナルな死体の取り扱いだけに興味がある方には、冗長に感じられるにちがいない。旅先も限られ、決して世界全体に及んでいるわけではない。しかし、そうではあっても、故人を身近に置いて悼む時間をどのように持っているものか異文化理解の一冊として読んでソンはない。

Camelia Bibliothèque Ouverte Ebooks

Téléchargement gratuit de livres électroniques des meilleurs vendeurs @kerose.therestaurant.jp

0コメント

  • 1000 / 1000